雄三への進化③あげたがり屋さんと欲しがり屋さんを兼ねてみた。
グ●ブル無料10連ガチャで、連日30回と20回を引き当ててホクホク笑顔のひなおです。
まだ始めたばかりの弱小無課金プレイヤーですが、新たにSSRキャラを5名ほど迎え入れたので、そろそろレベリングしてみようかな。
なーんて思っているところに、まさかのヨダ爺様がご降臨。
本日より、島ボス蹂躙の旅に出る所存。
そんなこんなで続きです。
きっと、次回で雄三シリーズ最終話。
野ざらし営業という名の心のホームレスとなったことで、開放感に包まれました。
心の枠を爆散させた結果、ただ淡々と流れてく景色だけが存在してるっていう感覚になりました。
それは自分の感情もそうで、どんよりへヴィさんが、ででーんと間近に居座っておいでだとしても、ぽわぽわさんやら、ウキウキさんやらも、すでに同時進行で存在してらっしゃるってことが、体感としてわかったというか。
なんだこの絶対的な安心感(;゚Д゚)
わざわざ、がんばって好きな方向に向かなくても、もうあるんじゃん。
じゃあ、いいや。好きなだけ絶望しとこ♪
みたいな。
ふつーに怒って泣いて絶望して疲れて疑心暗鬼になって、と好き放題やったとしても、そこに絶対的な安心感があるという謎。
だから、「もう無理、心が痛すぎて死にたいぽ」となったとしても、関係なく幸せで居続けられるっていうか。
文字にすると激しく矛盾している。
そして、書けば書くほど引き寄せの法則みたいなこと言ってる気がする。笑
そんな安心感にまみれた日々を送ること幾星霜。
すっかり縁側で日向ぼっこするおばあちゃんキャラに成り果てました。
茶柱を立たせる、という野望を胸に秘めた野心家系おばあちゃんの、湯のみに落とす鋭い視線は職人のそれ。
そんな野心家おばあちゃんは、ほわほわライフを満喫していくうちに、ずいぶん「あげたがり屋さん」になっていることに、ある日気が付きました。
それまで、ずっと自分は「欲しがり屋さん」だとおもっていました。
アレが欲しいコレが欲しい。甘えたいし愛してほしい。
ずっと、そう思っていたとおもいます。
だけど気付いたら、ホイホイ気軽にいろんなものを無差別テロのように配布する「あげたがり屋さん」と化していました。
その様は、まるで見知らぬ人にも気軽に飴ちゃんを手渡す大阪のおばちゃんのごとく。
おすそ分けやプレゼントといった物理的なことはもちろん、例えばちょっとした親切だとか、笑顔だとか、愛想のよさだとか、笑える妄想だとか。
そういうものを、通りすがりのおじちゃんや、たまたま乗ったタクシーの運転手さんや、キャピキャピした学生さんの群れや、穴が開くほどこちらをガン見している赤子ふくめ、とにかく周囲の人全般に自然と振りまくようになってました。
なんせ、大草原での野ざらし営業です。
その辺にいる人みなお客様です。そら笑顔だって振りまきます。
らっしゃーせー。
同時に、これまで以上に素直に欲しがることにも、まったく躊躇いがなくなりました。
さらっと空気の如き軽やかさで「これ欲しいー」と言える。
渇望するのでも執着するんでもなくて、ほんっと軽いかんじ。
「また今度にしなさい!」って叱られても、「だが断る!」って露伴られても、あまり気にならない。
気にならないから、懲りずにまた「これ欲しい―」と言える。
だいたい、なんか貰えたりするんですけども。
あげたがり屋さんになってから、誰かに与えることで自分の内側が満たされるってことに気付きました。
とはいえ、承認欲求ともまた少し違うような気がします。
何かをあげたその人から、直接返ってこなくても、べつに平気だから。
そして対価をねだらなくなったら、なぜか貰えるものが倍増したという謎。
こちらが何か言う前に勝手に届く自動配送システム作動。
愛情であれ、物質であれ、諭吉さんであれ、お花を見て綺麗だなって思える時間であれ。
きっと、もともとみんな、多かれ少なかれそういう要素があるんじゃなかろーか。
誰かや何かを大切にしたいとか、慈しみたいっていう気持ち。
だから、 あげたって欲しがったって、どっちにしろ、誰かの役に立てる。
大切にしたいっていう気持ちのまま「あげたがり屋さん」になっても。
「欲しがり屋さん」になって、誰かの慈しみたい欲求に火をつけても。
だから、全力で「あげたがり屋さん」と「欲しがり屋さん」を兼業できた。
ありがとう。
私にありがとうって言ってくれて。
ありがとう。
私にありがとうって言わせてくれて。
そんなメンタルになりました。
最近では、神社とか行くと、わりと素でふつーに世界平和を願ったりするなうです。
自分のなかの、なにやらホンワリとしたやあらかい部分を、けちけち出し惜しみしちゃうと、何かがどんどこ萎びていっちゃう気がします。
ばばーんと、持ってけドロボー状態にしちゃったほうが、逆に安定しそうです。
そして、素直なおねだりは老若男女とわず、最高に可愛いとおもうので、たくさん甘えて、周りの人をたくさん幸せにしてあげるがよい、とおもうのです。
次回でラストの予定~☆