慣れないことはするもんじゃないと痛感した
最近、コメントをくださる方々のキラめきっぷりに圧倒されっぱなしのひなおです。
今イチバン欲しいもの=女子力
頂いたコメント中で「スタバに行ってイタリア人と笑い合って二条城周りを走る」という内容の一文があり、なにそのオサレなストレス解消法?!と衝撃を受けました。
とても素敵だなあと思ったので、さっそく真似っこして会社帰りにスタバへGO。
外人さんはいなかった。まぁ、いたとしてもどうせ私は英語もイタリア語も喋れない。喋れたとしても人見知りのお豆腐メンタルが見ず知らずの人と笑いあえるわけがない。
しょぼん。
店内は満席であったため、すごすごと退散。
私の住んでいる地域には二条城はなく、何より走る体力など持ち合わせていない。
さてどうしよう?
しばし黙考したのち、アイスラテを飲みながら、お散歩がてらお家まで、ぽてぽて歩いて帰ることに。
会社から家の最寄駅までは、4駅。距離にして約5㎞。
ひたすら大通りをまっすぐなので、方向音痴な私でも安心して歩くことが可能。
大通り沿いなうえに歩道も広くとられた道なので、空がひろぉぉく見えて開放感たっぷり!気持ちいい!!ひゃっはー!
途中、広めの公園やらオサレなカフェやら植物園やらがあり、景色もきれい。
おおっ、と感動しながらキョロキョロしていると、私のすぐ脇をチャリにまたがった長髪の外人さんが通り過ぎていきました。
はっ!Σ(・□・)早速外人さんキタコレ!
引き寄せ速度上がってんじゃないの?いいねいいねぇ~最っ高だねぇ~とか思っていたら、前方でチャリんこ急停止。
何事?と思っていたら、ロン毛のオニーサンがくるっとこちらを振り返り
「〇〇station,where? right or left?」
話しかけられた!!!
ひぃぃぃぃぃ、実際に話しかけられるとコワイよ!英語しゃべれないよ!!
てゆーか〇〇駅はおにーさんの目の前にあるよ!
何故いまさらここで道を聞くんだい?!
パニックに陥った私は、とりあえず前方にびしっと指を突き出し叫びました。
「ごーすとれいと!!!!」
…悲しくなるほどのジャパニーズイングリッシュやな。
お兄さんも苦笑いだったわ。
英語で、というより私の身振りで全てを悟ってくれたのでしょう「ah,straight」と呟いてコクコク頷いてくれました。
そしてキラッキラの笑顔で「Thanks.Your English is very good.」
どうしよう、お兄さんが明らかなお世辞でフォローしてくれている。
あまりの低レベルな英語で困らせたよね?どうしよう。何て言うのがこの場合の正解なんだ?!ハードル高いよ、この駅前留学!!
とりあえず、負けじと鉄壁の接客用スマイルを装着し「お世辞でも嬉しいです。てんきゅー」と思いっきり日本語で御返事しておきました。
これ以上話しかけてこないでね、と願いを込めてバイバイと手を振りながら。
私の願いが通じたのか、これ以上コイツに話しかけても無駄だと悟ったのか、おにーさんも「Bye」と爽やかな笑顔で手を振りかえしてくれました。
そして颯爽とチャリで駆けぬけてゆきました。
曲がり角を右にね
迷いなんてなかった。すごい勢いで右の道を曲がっていったよ。
おにーさん、私ごーすとれーとって言ったよね?通じてなかった?
あれ?
自分の英語力の酷さと、脱却できない人見知りっぷりにガックリと項垂れつつ帰宅。
でも今日はココで終わるわけにはいかない!まだやることがあるのだ!
もうひとつ真似っこしようと思ってたコメントがあるんだもんね!
先日頂いた「不安だけどそれでも一緒にいたいんだ、文句あるか」ということをお相手に伝えたという、非常にかわいらしいコメントを拝見し、わたしは感動に打ち震えたのです。
なにそれ私も言ってみたい!!(° ꈊ °)✧キラーン
さっそく彼に電話。
しかし彼は出なかった。
…忘れていた。仕事の関係上彼の就寝時間が老人並みに早いという事を。
ことごとく上手くいかず、ポッキリと心が折れた私はふて寝することに。
いいもん。一生人見知りでもいいもん。おされ女子になれなくてもいいもん。
と、彼から折り返しの着信キタコレ!!
「どーしたのー?」
「あ、あああああのね!(ヤバい緊張してきた)」
「んー」
「えーっと、寝てた?(ちがう!言いたいことはそれじゃない!)」
「んー」
「すいません、切ります」
ぴっ。つーつーつー
悟った。
私には無理だ、と…。
世間一般の、いわゆるリア充な素敵女子の皆様と自分との間にある越えられない壁を目の当たりにした気がします。
でも、なんで?(´・ω・`)