母との会話
うちの母は引きが強い。
はんぱなく強い。
何でこんなにも、思った通り、いや思った以上に物事がポンポンうまくいくんだろう?
ちょうど所用で実家に戻っているので、この機会にと観察して見ることにした。
結果として、うちの母はわりと重度な厨二病を患っているという、残念というか今更というかな事実が発覚した。
厨二病具合と引きの強さに関連性があるのかは定かではない。
たぶんきっと関係ない。
関係ないけど、あったら困るので、一応記録しておこうとおもう。
【ある日の母との会話】
母 「おかーさんは酵母をおこしてみようと思います」
私「ふんふん」
母「そしてパンを焼いてみよーと思います」
私「ふんふん」
母「やっぱり何事も経験だと思うのです」
私「ふんふん」
母「だって、いつ異世界に召喚されたり転生したりするか分からないじゃない?」
私「とりあえず、なろうサイトを閉じようか?」
【また別の日の会話】
私「あ、包丁切れねぐなってきた」
母「あらあら、付与魔法≪鋭利≫」
私「だから、なろうサイトを閉じようか?」
【本日の会話with生徒さん】
母「生徒さんにね、占い師さんがいるんだけどね」
私「へー」
母「すごく当たるの!」
私「へー」
占「どーも初めまして☆」
私「母がいつもお世話になってますー」
占「いえいえこちらこそー」
占「ところで、いきなりですけど」
私「へい」
占「なんだか周囲に貴方を妬んでる人がいるみたいなんで」
私「暇人っすね」
占「そんで、その念みたいなのが飛んできちゃってるんで」
私「迷惑極まりないっすね」
占「何もないとこでコケたりしがちなので、ちょっと気を付けてくださいね☆」
私「滅殺決定」
占「うん、あなた大丈夫だわ」
母「お話し終わりましたー?」
占「あ、はい終わりましたー☆」
私「おかーさん、なんか私呪われてるらしいよw」
母「ん?」
占「かくかくしかじか(説明)」
母「あらあら、まぁまぁ」
私「ウケるんですけどw」
母「それで、どーやって報復するのかしら?」
占「うわー、この母子そっくりー(棒)」
占「まぁまぁ、落ち着いてください」
母私「「いたって冷静ですけど?」」
占「冷静に報復考えてたんですねー」
占「こーゆーのは無視に限りますよー」
私「へー」
占「ほら、人を呪わば穴二つって言いますし、勝手に自滅し」
私「穴ふたつ…ふたつ?」
占「え?」
母私「「2倍返しで済むと思ってんの?」」
占「ほんとソックリだな!」
毎日こんな会話ばっかりしてます。
兄がここに混ざると、ほんのりカオス具合が上がります。
今日も平和です。