SK5~死神に恋する5秒前~
先日あゆおさんに、おみくじタロットを引いて頂きました。
引いていただいたカードは【太陽】
タロットで【太陽】と聞いて、即座にペルソナ・アスラおうを召喚したくなる私は末期。
メッセージとしては「今でしょ!」という某先生を彷彿とさせるメッセージで、非常に力強く嬉しい結果でございました!!!
あゆおさん、いえ解釈さん、ありがとうございますっ!!
この「今でしょ」が何を指すのかは分からないのですが、おそらく生き方そのものの事なのかな?
そういえばペルソナ3では、太陽コミュって「病弱な物書きの青年」だったよね。
これは物書きフラグにカウントしてもオッケーな案件!!
行っけぇぇぇ私の妄想力ぅぅぅ!
と、ひとりヒャッハーしていたところ、浮かれすぎた私の妄想力がうっかりハーレクイン方向へと発動されてしまったようです。どうしてこんなに胸が苦しいの?恋…そう、これが恋!恋なのよ!!!
おみくじタロットで「死神」を引かれた方について、あゆおさんは下記のように仰っておりました。
死神は見た目は怖いけど、タロットカードの中では唯一の神様。神様がわざわざ登場してまで伝えたい事は「ここはあなたがいるべき場所じゃない。もっと素晴らしい場所がすぐ近くにある」という事。
正位置だと辛いけど有無を言わさずに新しい土地に連れて行かれるんだけど、逆位置だと自分の居場所じゃないと解りながらもしがみついてしまっている状態。死神さんはこわーーーい見た目でやってきてまで、どうしてもあなたを素晴らしい土地に連れていきたいのです。
なにそのジェントルマン死神!!
この文章を読んだ私の脳内では、もう死神祭りです。
なんてこと!?ローブを脱いだ死神が、まさかこんなにもイケメンだったなんて…!
※イメージ図
私の妄想の中では眼鏡は銀縁。ココは譲れない。
もう脳内で死神フィーバーが荒れ狂って止まらないの…!
ここ最近、人外相手に妄想していなかったせいかしら?次から次へと溢れ出して止まらない死神様との愛の逃避行…!!
死神様とのアレコレを妄想して呼吸困難に陥った私に、昨夜snow様から更なるトドメが。
死神ネタですが~
この死神のカードに一目惚れしてしまいました。
ひなおさんのお口に合えば~
もとい、
ご趣味に合えば幸いです。「Thelema Tarot」
http://orig00.deviantart.net/6503/f/2014/120/f/6/the_major_arcana___thelema_dream_tarot_by_thelemadreams-d5ynexs.jpg
(黒マントの神様が彼です)
ちょっ…!待っ…!!
は、ははははは白馬の王子様ですってぇぇぇ~!!!!?????
中段右から2番目。
どう見ても、どう考えても、この白馬は私の為に彼が用意してくれたものよね?!
本音を言えば白馬より黒馬の方が断然好みなんだけど、そんなことどうでもいい!
そして、見て!!彼のこのポーズ!!!
この受容に満ち溢れた【俺はお前を全肯定】ポーズ!!!
死神様…どこまで紳士なの…(感涙)
そう、彼は強引にこの場所から私を攫う為に私の目の前に現れたの。
↑そもそも死神のカードを引いてすらいない
強引に私を抱き上げて白馬に乗せた後、彼もすぐさま白馬にまたがり、私の胴に腕を回してきた。固まる私を意に介さず、すぐに猛スピードで白馬を走らせる。
頬にあたる夜風は肌が切れそうなほどに冷たい。正面から風を受けて目を開けていられない。反射的に出てくる涙をぬぐう余裕もない。
風の音と蹄の音だけが耳に響く。…怖い。
思わず、後ろから回されている彼の腕をぎゅっと掴んだ。
すると、まるで私を安心させようとするかのように、彼の腕が少しだけ動いて私の体を自分の方へと寄せた。だけど、背中に感じる彼の体からは全くぬくもりが伝わってこない。そのことが、私を却って不安にさせた。
不意に馬が速度を緩めた。速度が落ちるにしたがって、硬直しきっていた私の五感が感覚を取り戻していく。
そろそろと目を開けた私は、周囲を見渡して愕然とする。
(どこよ、ここ!?)
まるで見覚えのない景色。
どうやら相当遠くまで連れてこられたようだった。
(ど、どうしようっ?)
帰りたくても帰り道がわからない。思わず泣きそうになっていると、すこし開けた場所へと出てようやく馬が歩みを止めた。
(助かった…!)
いい加減、慣れない馬の乗り心地と夜風の冷たさが限界だった。そっと安堵のため息をつく。と、急に視界が揺れた。
後ろに乗っていた彼が馬から降りたのだ。彼は着地と同時にローブをかなぐり捨てた。
(…え?!)
ローブの下にあった彼の素顔。それは、全くの予想外の姿だった。
ぬばたまの、という枕詞で飾りたてたくなるような漆黒の髪。
銀縁の眼鏡の奥では、髪と同様に漆黒の瞳が冷たい光を放っている。
まるで血の気が感じられない白い肌。
この世のものとは思えないほど端正な顔立ちだけれど、それがかえって得体の知れない存在への恐怖心を煽る。
(こ、こわい…)
どうして突然連れてこられたのか、目の前の男性は何者なのか、どうしていいのか全く分からず、私は馬の上で固まっていた。
ふと、彼の目から厳しさが薄らぎ、同時に深い深い溜息をついた。
「まったく…仕方がない人ですね」
「へっ?」
間の抜けた声が出てしまったのは、私のせいではない。
余りに予想外の言葉をかけてきた目の前の男性が悪い。
ついでに、溜息をついたそのしぐさが妙にかわい…じゃない、人外オーラ満載だった彼が急に人間くさい表情なんて見せるからちょっと動揺しただけだ。
「…きゃ!?」
ふわりと体が浮き上がったと思ったら、彼が私の腰に手を回し馬から抱き下ろそうとしていた。
「なっなななななな何するんですかっ!?」
「暴れると危ないですよ」
ニヤッと愉しそうに笑って、そのまま私を横抱きにする。
「〇▽◆×▲??!!」
もはや動揺のあまり、私の発する言葉は意味をなしていない。
「本当に仕方のない人ですね。」
そう言うと私にまわした腕に一層力を込め、耳元に口寄せて囁いた。
「貴女がいつまでも素直にならないから。力ずくでも貴女にふさわしい場所へと、このまま貴女を攫います。私をここまで強引にさせるなど…。貴女のせいですよ?」
ぎいぃうゃぁぁぁぁーーーーーーー!!!!(壊)
ちょっっ鼻血っ、無理、もうぅっ、輸血!!輸血プリーズ!!!
助けて全国のO型ピーポー!!!
何だこのイケメン死神!馬鹿なの?死ぬの??
むしろ一思いにとどめを刺して!!??(支離滅裂)
そしてこの後、死神様にお姫様抱っこで新天地へと運ばれてゆくの。
まだ見ぬ土地への不安を漏らすと、彼はかけていた銀縁眼鏡をはずして、まっすぐに私を見てこう言うの。
「私がお連れしたい場所が、貴女にとっての楽園だと信じてはもらえないのですか?」
「信じれないわけじゃないの。ただ…怖くて」
「ならば、貴女が安心できるようになるまで、私がずっとあなたの隣で見守りましょう」
僥ッッ倖ゥッッ!!!
こんなん萌転がってキュン死する以外の未来しか待ち受けていないでしょ!
は?逆位置????ナニソレ日本語??????????
例え逆位置が出ようが、力ずくで正位置に回転させたるわっ!!!
駄目だ。死神様との、どきどきランデブーの刺激が強すぎて、今やただの骸骨見ただけでキュンキュンするんだ。←病気
死神様、神なだけあって、その人にイチバン合った姿でご降臨されるんだぜきっと。
ツンデレ代表
「だからっ!これ以上お前に似合わねぇ場所になんて居て欲しくないって言ってんだよ!!わかれよバカ!!」
わんこ死神
「ねっ?俺と一緒に新しいトコ行こっ!!オレ、君の笑顔の為なら何だってするからさ!!」
妹萌え系
「だって、嫌なんだよ。これ以上そんな場所で俺君が苦しんでるの、もう見たくないんだよ。一緒に新しい場所に行きたいってミサカはミサカはお願いしてみる」
ヤンデレ 風味
「はぁぁぁ~?アンタまだそんな場所にいるわけ?ばっかじゃないの?!ホラ何ぼさっとしてんのよ!とっとと付いて来なさいよ。仕方ないから私が新しい場所に連れてってあげるわよ!」
死神様が万能すぎる…
こんなタロット出ないかな。
全アルカナがイケメンキャラOR美少女キャラのハイパーポジティブタロット。
誰か描いてくれないかな~[壁]_・)チラッ
さて、今度はわんこ死神で妄想してくるか。
一度も死神カード引いたことないけど。全然出てきてくんないけど。
でもいいの。妄想の中では常にお姫様抱っこしてもらっているから。
ついに骨格標本見てトキメキを覚えるレベルにまで達してしまったけれど、でもいいの。わたし、気にしてない。