日々是妄想

読書が好き。食べることが好き。哲学が好き。引きこもりがちな私の日常。大体妄想中。

部屋と表現力と私①

 

毎晩、けたたましい救急車の音に、ぴゃっΣ(゚Д゚)ってなるひなおです。

みんな熱中症で運ばれてるんだろーか。

まじで災害やないか、この暑さ。

 

さてさて前回の続きです。

 

hikikomorikei.hatenablog.com

 

「 おめーが妄想世界の住人だっつーのは百も承知なんだよ!!」

「けど実際、はらわた煮えくり返ったり、嫌で嫌ででたまらなかったりする時にいちいち妄想なんぞしてられんのじゃボケェ!!!」

 

という幻聴が聞こえなくもないので

んじゃ、もっと具体的にどんな風に受け答えをして

現実世界を過ごしてるかっていうことなんですけど

 

 

たとえば前回のお貴族様ごっこ。

あの例でいくと、周りに味方のいない状態で言質を取られないよう

なおかつ積極的に敵対もしないようにするのがミッションなわけです。

 

そんな時

例題1:

あえての就業間際にニコニコ笑顔(威圧)の課長が残業しなきゃ無理だろ的な

大量の仕事を依頼してきたとき

 

 

お貴族様プレイ(どんなプレイだよ)を維持しつつ

実際の現実世界で、どんな風に受け答えしますか?

さーあ、みんなで!かんがえようっ!!

 

 

ぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽく、ちーーーーーん☆ 

 

 

解答例:(※正解という意味ではありません) 

「まぁまぁ、大量ですこと。のび太君の夏休み最終日みたいですねぇ(笑顔)」

(副音声:どんだけサボったらこんだけ仕事溜められんだよ、つかえねぇな!)

 

「こんなギリギリまで溜め込むなんて、わざとじゃなければ相当、処理能力に問題があるかと。課長も大変ですね?そんな方を部下に持つなんて(哀れみを込めた笑顔)」

(副音声:嫌がらせって認める?それとも仕事できないって認める?どっちも無理だよねぇ?さぁって、誰に責任を擦り付けるおつもりかしらぁ???)

 

「ただ申し訳ないんですけれど、私、ほかにも面倒を見なきゃいけない小学生を押し付けられておりまして。そちらで手一杯ですので、課長のところの小学生な○○さんは課長のところで面倒見てあげて頂けますか?(笑顔)」

(副音声:へーえ、○○さんを切ってきたかぁ。ちょっと意外。あーでも△△さんを今切るわけにはいかないもんねぇ。ふーん、いい情報あんがとさん☆)

 

「託児所に転職した覚えはないんですけどねぇ、お互いに頑張りましょう(輝く笑顔)」

(副音声:情報さえもらえりゃ、あんたはもう用済よ☆)

 

 

お貴族様思考にのっとり、こういう非常に心温まる会話を

笑顔で繰り広げてみたりすることも可能です(ほぼ実話)

 

 

私の本来のキャラではありえない言葉選びではありますが

今回は伯爵家のお嬢様キャラっていう設定だったので

とにかく笑顔で!

相手を労わるフリをしつつ!

周囲にも聞こえるくらいの声量で!

を心がけて、キャラ設定に沿って動くかなぁ。

 

 

こんなアホなことばっかしてると、本気で落ち込んだり悩んだりって

あんまりできなくなってくるんです。←重度の2次元脳

んで、遊びに夢中になりすぎて、本格的に貴族もの小説を読み漁り始めて

増やさなくてもよいボキャブラリーばかりが増えていくっていう。

 

 

なんていうか

NO MORE シリアスさん感と

自分で選択肢を選んでいる感とが相まって

シュミレーションゲーム感覚っていうか

 

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選択肢次第でシナリオ進行が変わって、相手の好感度も変わっていくっていう

例のアレですよ!

推しキャラのスチルを鬼の形相で集めたり、ボイス付きシーンで悶死しそうになる

例のアレですよ!

 

 

そう、乙女ゲーム!!!

 

 

主人公はあくまで自分!!

ハッピーエンドで終わるもBADエンドを迎えるも

あくまで自分次第!!!

 

 

今回の例題は、会話の着地点

・積極的に敵対はしないけど味方にもならない

・派閥に属さない無風地帯の住人アピール

に設定していたので、こんな心温まる会話のチョイスになりましたけれど

・課長を味方につける(=攻略対象にロックオン)

に着地させたいなら、当然別の言葉をチョイスします。

つまり、選択肢自体が変わる。

 

 

んで、その選択肢を幅広く持つためには

自分が無意識に選んでる普段のキャラだけじゃ足りないんです。

意識的にキャラを選ぶことも、時には必要。

つまり、自分がどうありたいのか。

これに尽きます。

 

 

どのみち人間なんて多面性のある生き物な訳なんで

「自分の性格」なんてあってないようなもんです。

性格なんて、要はただの習慣です。

なので、現状に関係なく「どんな自分でありたいか」のほうが

よっぽど大事です。

私はこれからも鎖骨と2次元を愛する自分でありたいです!(`・ω・´)キリッ☆

 

 

 

んで、キャラ設定したはいいけど

そのキャラをどう表現するの?っていう部分が

言動なり所作なり行動なりの選択肢部分

 

 

んでもって、選択肢如何でストーリーの筋書きが変わっていくわけなので

「キャラ設定にのっとっていて」

「着地点までスムーズに導いてくれるような」

秀逸な選択肢を捻りだせれば、大体イージーモードでクリアできるんです。

人生なんてそんなもんだ!たぶん!!

 

 

んじゃどうやったら、そんなナイス選択肢を

自分でサックリ作り出せるようになるかっていうと

決め手は4つ。

 

①自分がどう在りたいかを決める(キャラメイキング)

②最終目的地を決める(大まかなあらすじを決める)

ここまでは簡単なはず。

 

んで!!

すんごく大事なその③!!!

③プレイヤー視点に慣れる!!

 

 

これ!!!すんごくだいじ!!!

例題に「お貴族様」なんちゅー極端なキャラを出してきたのも

ここの説明がしやすかったから!!←ものすごい後付け

 

 

たとえば「伯爵家のお嬢様キャラ」が素の自分のキャラっていう人は

たぶん、あんまりいないと思うんです。

いたらすごく友達になりたいけども!! 

 

 

でも

「お貴族様思考にのっとって」

「中立派の立場を築くっていう目的」

に合致する選択肢を考え出さないといけないわけです。

 

 

そんなとき、皆様は果たして

「バレット伯爵家のキャロライン」として悩んだり葛藤したり、するでしょうか?

たぶん、しないと思う。

 

 

でもキャラ設定がお貴族様じゃなくて、バリキャリのおねーさんだったとしたら

「28歳 職業OLのA子さん」としては悩んだり葛藤したり、しませんか?

たぶん、してると思う。

 

 

これが、プレイヤー視点とゲームのキャラ視点との差

んで、ゲームキャラ視点のまんま考えてたって

あんまりいい選択肢が作り出せなかったりするんですよね。

だってゲームキャラだもん。

 

 

つまり俯瞰するってことなんですけど

これ、たぶんめっちゃくちゃ大事です。

 

 

んで、最後の4つ目は、表現力のキモというか

私の本職にもかかわることなんですけども

すんごい長くなる予感がするので、また次回~☆