日々是妄想

読書が好き。食べることが好き。哲学が好き。引きこもりがちな私の日常。大体妄想中。

【急募】強制ダイエットが引き寄せられました【助言求む】

ふと考えていたこと。

やはり人前に出る仕事ではなくなってから、太りやすくなったなぁと。

 

だからと言ってもうそんな仕事は嫌だ。

でも、たまには人前に出た方がいいのかもしれない。

でも、人前に出るようなキャラじゃないんだよなぁ。

うーん。

 

まぁいっか、雑巾がけしようと、ズダァァアーと部屋を往復していたところ、1本の電話が。相手は今度の出雲旅行の相方です。

 

「相談がある…」という深刻な声音に、まさかのドタキャンかと一瞬身構えましたが、相談内容は私の予想の斜め上をゆくものでした。

 

「出雲旅行の最終日、〇〇観光してから空港解散の予定だったじゃん?」

「うん」

「〇〇観光をやめて東京までついてきてほしい」

「は?」

 

ゴメンちょっと意味が分からないわ?どこから出てきたその東京。

そもそも君、東京住みじゃないやん。なんだどーした。

 

「実はとあるパーティーに出席することになった」

「はぁ…いってらっさい」

「一緒に出席してくれ」

「なんでやん」

 

ていうか東京までついて行ってよく分からんパーティ出席してそのまま日帰りで帰ってくるってかなりの苦行なんですが。しかも余計に交通費かかるし。

ココは断固拒否だ!!!

 

と思っていたら

 

「もちろん交通費は全部出す」

 

いやなんか逆に気ぃつかうわ!!

そこまでして、一緒に出席したい理由テルミー!!!

 

「ちなみにパーティーで出る食事はフレンチのフルコー」

「喜んでお供させて頂きます!!!」

 

陥落。フレンチ好き、あえなく陥落。

我ながらなんと懐柔しやすい性格なんだろうか。

 

「ありがとう!じゃあ旅行荷物にドレスの用意宜しく!!」

「は?」

 

え?ドレス?ドレスって何?パーティーって、ちょっと小洒落たワンピで行っていいレベルのやつじゃなくて?もしかして結構ガチなやつですか?レッドカーペット系ですか?っていうか、そもそもなんのパーティーなんだ。

 

「実はとある賞に入選した」

「へ?お、おめでとうございます??」

 

疑問形になったのは、入賞話と私のパーティー出席が全く結びつかなかったからだ。

 

「受賞者の記念パーティーが出雲旅行の最終日とかぶっていて、パーティー出席の方を断ろうとしたんだけど、色々圧力がかかってどうしても駄目だった」

 

ナニソレ怖い!!!色々圧力かかるパーティーって何?!

 

「でも旅行なんだ!一緒に行く子を置いては行けない!!って言ったら、じゃあ一緒に旅行する子ごとパーティーに出席するようにと言われて」

「いや…事情は分かったけれど、いや本当は諸々突っ込みたいけど、まぁわかった。でも、わたし部外者なのにそもそも出席できるの?」

「うん。関係者として申請するから問題ない。」

「そうなんだ…」

「だから一緒に壇上に上がってね?」

 

問題あるじゃん!!!!

めっちゃ問題あるじゃん!!!!!

 

なにそれ、無理!無理無理無理無理無理ィィ!!!

 

「じゃあ、飛行機の手配とかは全部こっちでやっとくから。あと当日の美容院の予約もしとくから」

「BIYOUINNっ!?」(驚愕のあまりローマ字発音)

「ホント助かった―。あんがとー。じゃーねー!」ガチャッ。ツーツーツー…

 

 

茫然自失。

雑巾片手に部屋のまんなかに立ち尽くしたよ…

 

なんでだ?なんでこうなった?

確かに、思ったよ。

人前に多少出た方がいいかもしれないとはチラッと思った。ああ思ったさ。

 

それが何で1000人規模のパーティーで衆目を浴びながら壇上に上がるになるのかはさっぱりわかんないっつーの!!!

ドレスってなんだ!急に二の腕だの背中だの出せって言われても困るんだよ!!!

 

 

誰かヘルゥゥゥプ!!!

短期間で効果のあるダイエット法とかスタイル良く見える方法とかご存知の方、ヘルウゥゥゥゥゥプ!!!!!

 

二の腕痩せってどうしたらいいんだ…

とりあえず今日からコアリズム頑張る。(絶望)